コロナ禍を経て、教育現場においても急速にデジタル化が進んできたこともあり、子供達にデジタル端末が支給され、１人１台の時代となりました。それは学校教育のみならず、習い事や受験塾でもオンライン化が進み、自宅で手軽にオンライン授業を受けるのが当たり前となってきました。
自宅でタブレットやパソコンでオンライン授業を受けるイメージが強いと思いますが、それをプロジェクターの大画面にしたらどうなのかを実際に検証してみました。
もくじ
１、自宅オンライン授業の課題と悩み
２、プロジェクターの機能紹介とお悩み解決か検証
３、利用シーン紹介
４、プロジェクターを使った感想
１、自宅オンライン授業の課題と悩み
さてさて、オンライン授業をプロジェクターで？？どういうこと？
テレビやパソコン、タブレットがあるから必要性を感じない上になんかハードルが高そう！何より多くのママにとって、プロジェクターを自宅で自分が使うというのは、少しイメージができないのかもしれません。実際、私もプロジェクターはホームシアターの一環で映画を観る為にあるとずっと思っていました。我が家にはX社の小さいモバイルプロジェクターがありますが、暗い中でしか使えない為、プロジェクターを使ってオンライン授業を受けるというのをイメージが持てなかったのです。
では、なぜプロジェクターを使ってみたのかというと、我が家は今５年生の長女と３年生の長男がいます。二人とも中学受験のために日々塾に通っています。今年５年生になった長女と最近よく志望校の見学で都内の学校を回っています。そこで気づいたのがどこの学校もクラス１台黒板の上にプロジェクターがありました。実際明るい教室でプロジェクターを使って授業をしているのを見て、これはかなり便利だと思いました。我が家が抱えているオンライン授業の課題を解決できるかもしれない！！
中学受験を予定している親子ならお分かり頂けるかと思いますが、塾に通うようになってからは子供も親も勉強の遅れが一番怖いと感じるのではないでしょうか？
大手進学塾はびっくりするくらいカリキュラムの進むスピードが速く、大量の宿題を通して短期間である程度定着させる仕組みとなっています。１週間で１単元進むため、よっぽどの病気じゃない限り滅多に休むことはありません。軽い風邪ならその日はZOOMによるオンライン授業を受けるの常識です。そして教科書でよく理解できない時や休んでしまった時のために、塾が用意してくれた動画コンテンツで勉強をすることもただあります。なんなら教科書や復習動画コンテンツの指導方法ではない解き方を先生が実践した際には、YouTubeで指導動画を探して学ぶこともあります。
しかし、されど小学生です。子供はオンラインになるとやはり現場にいないこともあり、あまり集中できません。下にあげているオンラインあるある、身に覚えありませんか？
【オンライン授業の課題】
・飽きると全く聞いていない
・パソコンやタブレットでは画面が小さくて字が見えづらい上に、ずっと見ていると視力の低下も心配
・いつの間にか別画面を開いて遊んでいる
・先生にバレないよう画面から外れてつまみ食いをする
教室にいる時と比べると集中力が途切れるため、効果は半減しているような気がします。“高い授業料を払っているのに～”と叫びたくなります。
その打開策としてプロジェクターの大画面なら先生も大きく見える上、黒板の字も大きいから教室にいる気分になれるのはではないかと思った次第です。
２、プロジェクターの機能紹介とお悩み解決か検証
プロジェクターを検索すると沢山出て来ますが、世界初Android TVを搭載した３色レーザープロジェクターだから、明るい昼間でも綺麗に見えるというJMGO N1シリーズの物が良いのではないかと思いました。しかもVGP 2023 Summerの金賞を受賞しており、専門家のお墨付きだから安心！！
レンタルもしているので、お試しができるのが嬉しいですね。
ちなみにJMGO N1シリーズは全3機種あります。
画像クリックで各商品ページへGO
ざっくりとした違いは解像度と明るさです。
スペックの違いはこちら👇のレビューで更に詳しく♪
JMGOの3色レーザープロジェクター、N1シリーズどれにする？《N1Ultra/N1 Pro/N1》
我が家は最上位モデルの20万円台の4KプロジェクターN1 Ultraと10万円台のN1を試すことにしました。どうせならオンライン授業以外でもリフレッシュタイムのために映画館気分を味わいたいから、欲張って最高級を買うべきか、少し暗くなってもいいので、お値段抑えた物でも十分なのかが分からないので、両方試すことにしました。
実際に設置してみて思いの外、簡単でした。HDMIケーブルでパソコンとプロジェクターを繋げるだけです。ミラーリングもできますが、オンライン授業は有線接続がおすすめです。
とにかく、なんだ！全然ハードル高くないじゃん！！って感じです。
試してみた感想はこんな感じです。
2モデルで共通している点としては、
➡初期設定がとにかく簡単でした。
スマホの音声認識を使って「Googleセットアップ」と言うだけで、あとは言われた通りにすると簡単に初期設定が完了します。
➡ジンバル機能でお手軽投影ができる。
既に台と一体型のデザインで他のプロジェクターと全然違うなーというのが第一印象でしたが、実施に使ってみると上下135度、左右360度動くので、好きなところに手軽に投影が来ました。三脚などを使った高さ調整が要らないので本当に楽でした。何なら、手軽に天井投影ができるので、これなら病気の時、天井投影して横になりながら授業を受けれるじゃん！とつい思ってしまいました。これがあの有名な2月の勝者に出てきた中学受験に必要なのは“母親の狂気”ってやつかなと思わず自分が怖くなりましたが、子供が希望するなら病気の時は天井投影でいけると今でも思っています。
➡高速自動台形補正で子供でも簡単に利用できる。
このプロジェクターが一番賢いと思った点でもありますが、動かした次の瞬間に自動で台形補正がされるため、難しいピント合わせや台形補正設定が一切要りません。しかも綺麗な台形が瞬時に完成。これなら子供が使っても全く問題なさそう。
➡違いは明るさでした。
N1 Ultraは暗い中で使うと眩しいくらい明るく、100インチの投影サイズでも昼間やライトが付いている時でも白ボケすることなく、テレビを付けているのと変わらない感じでした。コントラストも高いから、文字まで綺麗に見えました。ライトを消さなくて良いので、手元のノートも当たり前ですが見えます。
N1は60インチで投影すれば、下の画像のようにライトの下でもきちんと綺麗に映り、文字もしっかり見えました。100インチにすると流石にUltraほどの明るさは出ないです。しかし、10万円台でこの明るさなら私の要求を満たしているので、全く問題ないと感じました。
メーカーの資料によるとN1 Proという機種もなかなか明るいようです。
画質は正直、プロジェクターはもうここまで進化したのか！！というのが感想です。綺麗！鮮やか！しかも明るい！もうテレビは要らない！！と感じました。
３、利用シーン紹介
【教育関係ではこんな使い方をしました】
- 塾のオンライン授業を受ける
- 復習の為に塾の動画コンテンツを使う
- You Tubeの受験コンテンツを使ってみた
- 習い事のオンライン英会話授業を受ける
- 自主練で野球のフォームを学ぶ
【プライベートではこんな使い方をしました】
- リビングでヨガ
- 大画面でゲーム
- 寝室で映画鑑賞
- 寝かしつけで絵本読み聞かせ＆流れ星を数える
- 動画を見ながらお料理
- 単身赴任中のパパとオンライン食事会
４、プロジェクターを使った感想
【子供の感想】
- 画面が大きいから教室にいるような気分になれた！先生が目の前にいるみたいだね。
- 最後まで集中して授業を受けられた。
- 黒板やホワイトボードの字がちゃんと見えるのが良かった。
- これからプロジェクターで授業を受ける。（これは少しまずいなと思って、思わず病気の時だけですと即答）
【親の感想】
- 集中してもらえるのは本当にうれしい。
- 親も授業の中身が見れて安心。
- 目が悪くなる心配をしなくて済む。
- 家族で一緒に映画館に行った気分になれるのが嬉しい。
結局どれが良いか？？
いやー これは本当に悩みます！！
中学受験を予定しているご家庭は恐らくどこもとにかく忙しい！！毎日仕事、塾の送迎、勉強の管理、スケジュール管理、家事。。時には聞かれて答えられるように自分も予習をします。中学受験は親子二人三脚でするもの、又は親の受験というのは分かるけど、まるで自分が受験をしているみたいです。なんでこんな苦労を親子でしているんだろうといつも自問自答している私ですが、受験ママにとって「楽」が何より大事です。便利さはお金を出してでも買うべし！！お仕事をしている中で受験＆子育てをしている私の譲れないポイントです。
お金で「楽」と「楽しい」が買えるなら安いもんです。
そこで、子供はあっという間に大きくなるので、数年後には自分時間も沢山出来そう♪その時にはやはり最高画質の４Kがいいのかもしれない。お金に余裕があるならN1 Ultraがベストチョイスかな！
でも、今はとにかくお受験でお金が掛かるから、コストを抑えながらも要求を満たしてくれるN1が結局一番いいのかもしれない！！5年生の夏期講習代と変わらない10万円台で、しかも集中して授業を聞いてくれるなら、正直安いです。
プロジェクターの大画面でオンライン授業を受けると集中力が確かに上がりました。受験を控えているご家庭に大変おすすめです。